商品券で買った本3冊

ちょっとしたお手伝いをした時に商品券をもらったので、切れてしまったコスメを買って、残りであんまり自分では選ばない感じの本(しかし興味があるもの)をチャレンジしてみようと思って買ってきた。

ところで、ドイツに行く前に使っていた紀伊國屋のポイントカードが使えなくて、アプリに切り替えたのだが、最近はなんでもアプリになっているし、正直二年半のドイツ生活に慣れていると、日本のあれそれに対して浦島太郎感が出る。

そんなことは置いておいて、買ってきた本がこちら。

文アルのノベライズ短編集はシリーズを揃えて買っているので、ついでに手に取っただけなのだが、後の二つに関しては「読んでみたさはあるけど自分であえて買うようなジャンルでない」もの。

中央の表紙絵が好きな絵師さんのものということもあって、面陳されていた時に気にはなっていたのだが、前行った時はガルシア・マルケスを買いに行ったので結局買わずじまいだった。ファンタジーものを書くくせに、普段好んで読むものが純文学だったりファンタジーでも「幻想怪奇」のラベルがより適切なものを選んでしまうので、こういうタイプの小説は「十二国記」シリーズくらいしか読んだ試しがない。しかも十二国記も途中で止まっている……。私は蔵書が多いがその全てを読んでいるかと言われたら全力で首を振る。「積読の民」である。そんなことより、このカバーのキラキラ具合がすごくて、分析してみたところ、おそらくクラックドアイスのホログラム用紙の上に、白押さえをしてさらに金インクで印刷しているような感じがした。カッコ良すぎる。同人誌なんかでも、どんな加工をしているのかとか、何の用紙だろうかと分析してみて自分の制作に活かそうと思ってしまうところ、制作ジャンキーというか、何というか、オタクである。ちらりとみてみたが、面白そうだったし、文体も問題なさそうなので購入した。キラキラカバーは記念のものだし加工がカッコ良すぎるので汚れるのも嫌なのでファイリングし、通常カバーのみかけておくことにした。

左側のものはもともと漫画があるのは知っていたのだが、原作は小説だというのを最近になって知った。特に映画は興味がないので帯についていたものを見て「ふーん」といった具合。恋愛を取り扱っている作品は(少女漫画を除き)少し苦手意識があるのだが、舞台設定が「現代」でないものは大丈夫かなと思っているので、表紙のイラストも可愛いし、挟み込まれていたノベルティのしおりも良かった(これもクラックホロ加工…!)ので購入した。小説が原作ならそっちの方を読みたいと思ってしまうのだが、実際コミカライズされた方が「すぐ読める」のは間違いないだろうな。ただ、視覚情報が固定されてしまうのは何だか自分にはあまり合わない部分もある。映像なら尚更である。あまり映画もドラマも見るのが得意ではないのだ。文字情報のみだと、自分で想像することができるし、例えば自分にとって刺激が過多であるような描写でも自分でマイルドにすることもできるわけだ。

なぜこういうふうに普段読まないタイプの小説を買ったかというと、自分の中の引き出しを増やしてみたいと思ったからだ。小説のインプット欲求。どういう構成になっているのかとか、舞台設定だとか、いろんなものを見て吸収したい。映画なんかがいいらしいが、先述の通り映像作品はとてつもなく自分のエネルギーを要するため、地道に小説を読むのである。YTなんかは短いものなら問題ないし、基本ラジオ感覚で流しているのだが、その時間を減らして読書に回そうと思っている。何かしらいい作用が私に働くことを信じているし、単純に読んだことない作家の本を読むのは楽しみだ。